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意識低いアラサー女が垂れ流し

地方在住で学歴も無い。

モテることはストレスだからやめよう

恋愛 考え方

モテたいと思ったことがある。読んでいた雑誌に「モテ服」「愛されファッション」なる単語が出てきたからだ。なるほど、オシャレとはモテるためにするのかと思った。大学時代、フラボアのサルエルパンツやコムデギャルソンのスーパーロングジレに惹かれるものを感じながらも、あれはオシャレでは無いと自分に言い聞かせてスナイデルでゆるふわニットミニワンピースを買った。当時流行っていたニーハイブーツを履いて絶対領域を確保していた。全ては男性にモテるため。学生時代は頑張っていた。私がもう我慢できずにgommeで変形パーカを買ったのは就職した後の話だ。仕事のストレスとモテのストレスを両立させることが私には難しかった。モテるためには耐えなければならない辛いことがたくさんある。

 

個性を殺すのが辛い。

量産型女子と揶揄される程に没個性な愛されファッションだが、好きな男性は本当に多い。恐らく絶対多数の男性が好きだろう。しかし、世の中には愛されファッションを嫌う男性も存在する。自分が地味だと自覚している非モテ男性達だ。彼らの中には自分と比べて華やかな印象の愛され女子達にコンプレックスを抱いてしまうタイプも居る。愛されファッションは全方面の男性にモテる万能ファッションでは無い。では、どのようなファッションがモテなのか? それについては以下の記事を参照して頂きたい。

oreno-yuigon.hatenablog.com

誰からも嫌われないという意味で、シンプル・無難な服が一番モテる。これは間違い無い。男女関わらず、シンプルなファッションが嫌いだと言う人を私は今まで見た事が無い。逆にシンプルファッションを好む人は居たけれども、偶然好きだったという人以外がこのファッションに身を包むということは究極的に個性を殺すということである。

服は毎日着るものだ。毎日大して好きでもない服を着続けることに私はとてもストレスを感じる。

 

馬鹿なふりをするのが辛い。

女の悪口を言う男が嫌いだ。しかし今回定義しているモテるとは全方面の異性から好意を抱かれることだ。モテを目指すなら嫌いな相手からも好かれようとしなければならない。
あるとき、「一次会に来たあいつ何なの、気遣い出来ないし煙草吸うし可愛くもない」と知人の男性が二次会で私に同意を求めてきた。私はその日が彼女と初対面で席が離れていたため「そうだったんだー」と適当に流したが、内心心穏やかではいられなかった。何か失敗をしたら私も同じように言われるだろうと思ったからだ。いつ自分があちら側に回るか分からない。
本来ならばここでチャンスとばかりに女子力なるものを発揮し、「やっぱにわかちゃんは違うねー!」と言わせることがモテなんだろう。モテるためにはこういうずる賢さが必要だ。そして、賢く計算しながらも分かっていないふりをしなければならない。私は元々こうなのよ、気が利く女なのよ、さっきの彼女のことなんて関係ないのよと本当に男に思わせなければならない。何も気づいていない馬鹿なふりをする必要がある。馬鹿な子ほどかわいいとは本当のことで、モテるためには己の知能をかなぐり捨てることが大切だ。これが大変なストレスである。
まあ、上記のような男にモテて嬉しがってるのは、ストレスを感じないほどに本当に頭が悪い女だけだろうが。

 

趣味を殺すのが辛い。

私はオタクだ。一昔前はオタクだというだけで敬遠されていたが、最近は認知度が上がったおかげか、オタクでも決してモテないというわけではない。むしろ「俺も俺も!」と明るいリア充オタク(ファッションオタクとは違う。見た目はリア充なのに本当にアニメ好き)にアピールされる。そして「何見てる?」と聞かれたりする。私は「コードギアス」と当時放送されていたメジャーなアニメタイトルを答え、てゆーか大河内さんが脚本したアニメはほとんど見てるけどなという一言を飲み込む。モテるためには決して趣味の領域で男性よりも知識があってはいけない。もしかしたらコードギアスというアニメ自体を相手が知らない可能性もあるが、タイトルが知らないくらいなら大丈夫だ。相手が本当にアニメよく見る人だったらアニメ制作会社と声優の話も有りじゃないかなあ、私の希望だけど。しかし、監督・脚本・演出等について話し始めてしまったら完全にアウトである。そこまで熟知しているオタクはなかなか居ない。自分の知識量を見せつけて相手の自尊心を傷つけてはいけない。上辺だけの会話を行い、自分が本当に好きな趣味の話は殺す必要がある。

他にも私は映画や外食も趣味だが、「何でも見るよ!」と言った自称映画好きはミニシアター系のものを何一つ見ていなかったり、「あそこ美味しいよね!新しく出来た姉妹店にも行ったよ」と言った自称外食好きは本店を新店舗と勘違いしていたりする。

もしかして私の男運が悪過ぎるのだろうか…? 男性諸君はモテたいなら薄っぺらい知識は語らないことだ。

 

何も話せないのが辛い。

好きな事や趣味については思いっきり話せない。勉強や仕事の話だけしているのも味気ない。では、異性と一体何を話せば良いのか。その解はモテるために何かを話す必要は無いである。いわゆる恋愛工学で言うところのバックトラックや、合コンさしすせそだ。とにかく頷いときゃいい。何も話さず、聞き役に徹するだけでいい。自分語りをする必要は一切無い。そうすれば相手が勝手に自分を良き理解者だと誤解してくれる。

共感してくれたり、褒めてくれたり、理解してくれることは誰だってとても嬉しい。聞き上手はモテるだろう。では、聞き上手の自分に共感してくれて褒めてくれて理解してくれる人は何処にいるのだろうか。このままでは己の承認欲求が満たされない。それはすごく辛い。


本当の自分を好きになってもらえないことが辛い。

今までモテるために随分と我慢してきた。ファッションを妥協し、考えていることを隠し、趣味を殺し、自分の話は一切せずに相手の話ばかり聞いてきた。結果的に、自分の本当に好きなファッションや思考回路や趣味など何も知らないまま相手は自分を好きになってしまった。例え相手と付き合うことになっても、ずっと偽りの自分を演じ続けなければならないだろう。もしかしたら本当の自分を知られたら嫌われてしまうかもしれないという不安もある。

これほどのストレスがあるだろうか?

 

世の中には何もしなくてもモテるという天然記念物も存在するが、私はそうじゃなかった。私がモテるために抱え込んだストレスはこれほどまでに大きかった。無理して不特定多数からモテることをやめて、本当に好きになった特定の人に素直に好きと言うだけで私は人生がとても楽になった。ネット住民がよく勘違いしているが、モテない=恋愛が出来ない」は違うソースは俺。

ストレス社会でこれ以上辛い思いするくらいなら、モテることをやめてはどうだろうか。