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意識低いアラサー女が垂れ流し

地方在住で学歴も無い。

低学歴の世界から大学生になったらどうやって業界研究して就職活動するの?

「地方在住で学歴も無い」と説明している当ブログだが、"低学歴"ではなく"学歴が無い"と表現したのは本当に学歴が無いからだ。

私自身の学歴は中卒→高校中退→高認合格→Fランク大卒。高卒の学歴が無い。中学も半分以上不登校で行ってない。でも中学レベルの入試問題で入学出来るようなところでも四大を卒業していることは間違い無く、最終学歴は大卒になる。だから低学歴というわけではない。この辺の経歴が読みたい方は以下をどーぞ。 


 

で、何年か前にはてな界隈で低学歴の世界というものが話題になった。

この増田と私は恐らく同じ世界に居た。

ただ一つ違うのは、低学歴の世界から高学歴の世界に移り住んだパイオニアが私自身ではなく、父だったことだ。父が中学生だった頃、田舎で土方をやっていた祖父の元に父の担任教師が現れ「どうか息子さんを高校に行かせてやってくれ」と頭を下げたそうだ。その頃、周りで高校を卒業している人なんて滅多に居なかったし、見栄っ張りの祖父は気を良くして父を大学まで進学させてくれた。大学で母と出会って結婚し、私が産まれた。これで私が育った家庭環境は完全に高学歴の世界となった。

しかし、私の父は地元に戻ってきたので、私が育った小学校〜中学校は低学歴の世界のままだ。だからこの世界の成功例は父であり、それ以上の存在が居る事を知らないまま私は育つ事になる。

 

色々あって地元を出て大学に進学してみると、Fランク大学であっても一気に世界が変わった。周りの友達の親に高級果実農家・中小企業の社長・寺の跡取りなど、色んな職種が現れた。そこそこのお金があって、みんな奨学金を貰って大学に来ていた。地元の友達の親は土方や運転手や小さい商店の自営業、もしくは医者や公務員といった極端な二択しか無かったため、とても新鮮だった。こういう職業も本当にあるんだな、と自分の視野が広がった気がした。

 

そして大学三年生になり、就職活動が始まると愕然とした。

最も募集数の多い就職先が、私が一度も出会った事が無い「会社員」だったからだ。

 

企業名だけ見ても何がどう違うか分からない。

業務内容見ても何がどう違うか分からない。

「会社員」というものが全く未知の存在だから、その中で更に業界によって枝分かれしているなんて思わなかったし、何をする職業なのか想像がつかなかった。二次元の中のマスオさんやしんちゃんのパパくらいのイメージしか無いから、憧れの対象でも無い。小さい頃のなりたい職業で「会社員」や「サラリーマン」と答えた友達なんて誰一人として居なかった。

 

何とか業界研究をして私はプログラマの道を選び、今こうしているわけだが、都会の企業は受けなかった。あまりにも地元企業の数が少ないから滑り止めのつもりで受けたりしたが、結果的に全部断ったし、地元に帰る方が自然だと思っていた。だけど就職後に、私が内定や選考を断った会社がプライムベンダーだったり、地方ではわりと名の通った企業で仕事を貰って派遣に行ったりすることが多くて、とても困惑した。もしかしてこっちの方が良い会社だった?そんなこと誰も教えてくれなかった!

 

そんなの調べなかった自分が悪いんだろうと言われればそれまでなんだが、小さい頃から馴染みの無い職業にどうやって興味を持てばいいのか。小さい頃から地元で暮らすことが自然だと教え育ったらどうやって外の世界に興味を持てばいいのか。業界研究も企業研究もちゃんとやった、地元にある企業限定で。

東京に進学した友達に久しぶりに会ったとき「ITのコンサルタント志望だよ。業界一緒だね!」と言われ、私は「コンサルタントって何?」と聞いたくらいだ。そんな職業知らない。

 

唯一の救いは、私自身が今の職と環境にとても満足していることだ。上述したように、「もしかしてあっちの方が良い会社だった?」と思っても「まあいっかー」って割り切れるくらいには満足している。

ただたまに思い出して考えてしまう。不思議に思ってしまう。すごく幼稚な疑問で本当に申し訳ない。

 

大学生になったとき、皆さんはどうやって将来の夢(就職先)を設定したのだろうか?

 

未だに疑問でならない。